入院記録⑨〜リハビリ開始〜

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手術から一週間が立つ頃、病室に綺麗なお姉さんが入ってきた。

そう、リハビリの先生だ。

リハビリっていっても、3種類のリハビリの内容・資格があって、症状に合わせてリハビリ内容は異なる。

PT(理学療法士)=運動系のリハビリ。簡単に言うと足とか体幹機能を取り戻すためのリハビリ。ドラマとかのリハビリシーンは大体これ。

OT(作業療法士)=オールマイティーなリハビリ。手の機能を取り戻したり、認知症患者などのリハビリも行う。私の入院していた病院では料理、絵、折り紙などもリハビリ内容に取り入れていました。

ST(言語療法士)=言葉のリハビリ。失語症患者のリハビリ、飲食ができない患者のリハビリなどを行う。顔のマッサージのみならず舌、口内のマッサージなどもしてくれます。

私は、右半身麻痺と失語症がありましたので、3種類のリハビリを受けさせてもらいました。

リハビリの時間は3種類のリハビリが1日3単位(1単位=20分だから60分)入っていた。

※それぞれのリハビリのやったことなど今度まとめます。

話を戻すと最初に入ってくれた先生はPTさんでどんなことやるんだろうってワクワクしていた。

それでちょっと話聞いて、一番最初に行ったのが車椅子に乗り移る練習だ。

「簡単じゃん!」

って思ったのも束の間。

前にも車椅子に乗り移ったことあるんだけど、あの時は看護師さんが優しく足の移動とかを手伝ってくれてた。

しかし自分一人でやろうとするとすごい難しい。

何が難しいって、まず足。

足が動かないせいでいちいち自分の手で動かさないといけない。

その時足が重いっていうことに気づいた。

重いくせに力が入らないからバランスの取り方がすごい難しい。

PTさんに手伝ってもらって何とか車椅子に移動できたんだが、ずっと寝てたから血圧が一気に下がって気を失いそうになったのでその日は車椅子に乗って病院の中見て10分ぐらいで終了。

とりあえず車椅子に乗って病院の中見れてすごい嬉しかったのを覚えてる。

引きこもりが久々に外に出たばりに疲れたけどw

あと前に尿道カテーテル入れたって言う話ししたけど、車椅子に移れるって言うことで尿道カテーテルを外した。

外す時も人生で5番目ぐらいに痛かったけど、おしっこが出せる喜びでそんなことはどうでもよくなった。

尿道カテーテルってトイレ行かなくていいから便利なんだけど、残尿感すごいんだよね。

残尿感で寝られないってこともあったからすごく嬉しかったw

久々に体動かして、残尿感のストレスから解放されたからその日はぐっすり寝れました。

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